多くの方は、歯医者を「痛みが出てから行くところ」とイメージされているのではないでしょうか?
しかし、歯科医療の進むアメリカでは、歯医者は「治療する必要がないように予防するところ」と認識されています。
これには、主に次の3つの理由があります。
多くの方は、歯医者を「痛みが出てから行くところ」とイメージされているのではないでしょうか?
しかし、歯科医療の進むアメリカでは、歯医者は「治療する必要がないように予防するところ」と認識されています。
これには、主に次の3つの理由があります。
生涯を通じて自分の歯を使い、年を重ねても食事や会話を楽しんでいくためにも、症状が出る前にしっかりとメンテナンスを行っておき、お口の健康を維持しておくことが大切です。
当院では常に予防を視野に入れた診療を行い、患者様の歯を末永く守るためのお手伝いをいたします。
当院の予防歯科では、歯科医院で行うプロフェッショナルケア(歯の専門家によるお口のクリーニング)によってお口の中に蓄積された歯石やバイオフィルムを取り除き、患者様の清潔な口内環境を整えます。
また、必要に応じて適切なホームケア(ご自宅でのケア)をご提案し、ご自分で良好な口内環境を維持していただくためのアドバイスを行います。
まず、当院では患者様のお口の中を清潔に保つため、歯科衛生士が専用の機械とペーストを使用して患者様のお口の中をキレイにする「お口のクリーニング(PMTC)」を提供しています。
このPMTCによって、普段のブラッシングでは完璧に汚れを落としきれない奥歯や歯の裏側、また歯と歯の隙間などを清潔にし、虫歯や歯周病にかかるリスクを抑えます。
また、ご希望の患者様にはエアフローと呼ばれる専用機材を使用して、微細なアミノ酸粒子を歯の表面に吹き付けることでタバコやコーヒー、紅茶などによる着色汚れを落としていきます。
このように、PMTCでは歯に付着した着色(黄ばみ)を落とす効果に加えて、お口の気になる臭いに対しても優れた予防効果を発揮し、多くの患者様にご好評をいただく人気の診療メニューになっています。
歯科医院での歯のメンテナンスが「プロフェッショナルケア」と呼ばれる一方で、患者様ご自身が自宅で行うお口の予防管理を「ホームケア(またはセルフケア)」と呼びます。
虫歯や歯周病を防ぐもっとも基本的な方法は、プラークコントロールです。プラークコントロールとは、適切なブラッシングを継続して行うことにより、お口の中の細菌量を調整し、口内を衛生的に保つ予防管理のことを意味します。
正しいブラッシング方法で継続的に歯磨きを続ければ、即効性はなくとも、長期的には必ず歯を長持ちさせることに繋がります。口腔衛生のプロである歯科衛生士のアドバイスをしっかり実践し、お口の健康を守っていきましょう。
ここまでご紹介したとおり、年を重ねてもご自分の歯を健康的に維持するためには、歯科医院とご自宅両方でのケア・メンテナンスが重要となります。
特に、歯を治療した後の患者様は、3~6ヵ月の間隔で定期検診にご来院いただくことをオススメします。歯科医院と患者様とで協力し合い、自分の歯を長く使っていくための予防に取り組んでいきましょう。